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都市インフラの老朽化

巨大なダムが数多く建設されるようになってから50年、ダムの建設費、配送管の費用は、メンテナンスを加えて年々増加しています。これらの費用は、水道料金では賄えず、他の税金から埋め合わせされています。一方、河川の上流にある多くのダムが渇水に備え、都会の水の確保を行っています。またダムは、水害防止の調整の役割もあり、また、河川は、強力な堤防により洪水を防いでいます。しかし、ダムだけでなく、これらの巨大土木構造物は、長い年月が経つと老朽化し、多額の費用を要する補修が必要です。今後100年以上つづくかも知れない継続的な人口減少により、経済的活力を失うわが国にとっては、極めて予算の確保が厳しいのが現状です。巨大な橋梁、高架の高速道路も含めて将来、いや今も老朽化が同時に進行し、破壊に見舞われる宿命を持っています。ダムなどの土木構造物は永久には存続せず、50年も維持できないのです。同様に、ダムで蓄えられた水を都市に送り込む膨大な長さ、数の配水管も同様に交換が必要です。配水管や給水管から水が漏れて利用できないことがしばしば問題となっていますが、我が国は、大変な努力の漏水の探知と埋設配管の改修によって1965年度の18.7%から1988年度の11.8%と漏水を減らしました。この漏れ出る量が諸外国に比較すると格段に少ないのは、我が国の豊富な税金で補われているということを忘れてはいけません。今後は、大量のライフラインストックは、徐々に老朽化し、同時に人口減少により税金は激減するので、ライフラインシステムの維持がますます困難になるのです。

ダムの写真

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